ご挨拶


当組合は、昭和48年3月任意団体として設立され、平成6年に協同組合となりましたが、以来、今日に到るまで40年余にわたり中小・零細事業所の方々を組合員として、事業を行って参りました。
中心課題は、一つには、経営者の相談相手であり、二つには、それぞれの事業所の抱えている事務全般の受託を通じて、事業所の負担軽減を図り、組合員の方々が自らの経営・事業に専念できるような環境整備を図ることにありました。
そのために、組合の業務は多岐にわたっており、組合自体で処理しきれないものについては、友好関係にある士業の方々のご協力をいただきながら、ワンストップサービスでサービスを提供する体制も整えて参りました。
おかげをもちまして、組合員は増加の傾向にあり、それだけに組合員の皆様方から組合のサービスに満足していただいているものと考えております。
もともと協同組合は、組合員が出資者であり、事業を利用する顧客ですから、他人に任せず、自ら事業を運営する責任と権限を持っています。「組合員の、組合員による、組合員のための組合」といわれる所以です。
したがって、特別な利益を求めることなく、事業者である組合員の皆さんの経済的な負担軽減を心掛けております。
現在、国内外の政治、経済どれをとっても、先の見えない不安定な状態が続いています。働き方改革やマイナンバーなど制度的にも複雑化する会社の中で、中小・零細事業所がお互いに力を合わせ、明るい未来の展望をもって行こうではありませんか。組合の力をたかめてゆくために、一層のご支援、ご協力をお願いいたしましてご挨拶と致します。

代表理事 井 越 鉄 雄